蔵の縁[商標登録]

蔵の縁 - プロローグ -

1縁のはじまり

アンジェリックのシェフである私は、大の日本酒好きです。お酒の美味しさに目覚めてから、銘酒を片手にする晩酌は私の楽しみのひとつでもあり、地元の日本酒『五橋』と出会ったことから、すべてが始まりました。丁度私の中で、地域の方々に喜んでいただける、あたらしいお菓子がつくりたいと模索している時。こんなにもおいしい地酒を、お菓子というカタチにして地元のよさを伝えられないかと、試行錯誤のお菓子づくりへと突き動かされました。

2こだわりたい思い

沢山アイディアを巡らしてはどんなお菓子にしようか考え、お菓子と相性のよい素材はどれだろうか、慎重に行った利き酒。やっとたどり着いたのは『五橋』の中でも香りが豊かで華やかな味わいのする大吟醸『錦帯五橋』でした(もちろん私のお気に入りで愛飲している一本です)。素材が決まってってからもお菓子の大きさ、酒粕と生地の配合、焼き方や温度の見直しを何度も繰り返しては、みんなで試食の連続。お店に来てくださる方々の顔を思い浮かべてはおいしいものにしたいの一心で『この味わいだ!』と自分でも納得のできるお菓子に仕上がった時は、本当に嬉しい瞬間でした。

3蔵での縁

出来上がったお菓子を抱え、『五橋』を造られている酒井酒造さんへ緊張しながらの訪問。お菓子の味をみていただくために伺ったのですが、私が想像していたよりも、皆さんの酒造りへの熱い思いを知ることになりました。杜氏の方に酒蔵を案内いただきながらお話を伺い、ふだん何気なく飲んでいた一杯が、どれだけの工程を経てどれだけの蔵人の思いをのせて造られているかを肌で感じる連続。

山口の地で育まれた米と水、地の人で醸される長kを楽しんでほしい。蔵人の方々のまっすぐな思いは、地元の方の喜ぶ顔がみたいという私と同じ志で、心熱くなったのでした。蔵のみなさんにお菓子をお味見いただき、晴れて『五橋の大吟醸』を使わせていただけることになりました。お菓子としてカタチにすることができた上、大吟醸と酒粕を安定して分けて頂くというありがたい応援をいただいています。

  • 蔵人・・・酒造りに携わる人々
  • 杜氏・・・酒造工程を仕切る蔵人の長

私たちが『蔵の縁』を大切につくることで、
蔵が結んでくれたご縁をお客様へと
繋げていけたらと思っています。

- 五橋大吟醸『錦帯』使用 - 蔵の縁

商標登録いたしました。

沢山の方と作り上げた背景や思いを込めて『蔵の縁』と名付けました。商標を登録し、これからも大切に作り続けたいと思います。

五橋 大吟醸

色沢がとても良質で、吟醸香というフルーティーな豊かな香りが広がります。じっくりと時間をかけながら、昼夜を問わず蔵人が寝る間を惜しみ、特別に吟味して醸造されています。

五橋をお菓子に

酒粕を生地に練り込み、ふんわりしっとり焼き上げ、五橋の大吟醸をたっぷり使ったシロップを染み込ませています。後口に、ほのかに香る大吟醸のフルーティーで芳醇な香りをお楽しみください。お酒好きな方も、飲みなれていない方もおいしく味わえる故郷の味です。

五橋

酒井酒造

数多くの銘酒がつくられる岩国の酒蔵のひとつです。山口の地で育まれた米と水、地の人。この三位一体にこだわった酒造りが継承されています。

縁を贈る。大切な方への贈りもの。

大切な方をおもてなしする際のお茶受けや、遠くにお住まいの方への贈りものにもおすすめです。人との関わりに欠かせない贈りもの。相手を思う心が繋がりあった時、縁は続いていくものだと思います。特別なひとときに添えるお菓子にいかがでしょうか。

縁を贈る。大切な方への贈りもの。

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